こんなこと 夢見ながら 作ってます
まだサンプルですけど
『夢を叶えるボールスタンド BALLOVE』
※3000文字
■登場人物
ダイ 小学4年生男子
パパ
ヒゲじい
ある所に
バスケ始めたばかりで
バスケが超スーパー大好きな少年 ダイがいました
ある日のこと
謎に雨が続いていた毎週末
ダイ:「外でバスケしたいな
青空の下のバスケって最高なんだけどな」
「早く晴れないかな。。なんで最近いつも週末雨なんだよ」
「ダイ君は オコです」
そんなとき
パパ:「ダーイ!!気分転換にちょとお出かけにいこうか!!たまには一緒について来てよー」
「外 雨だし いいだろ??」
まぁ どこも行くところないし
たまにはいいか
パパに連れられ久々にお出かけへ
ダイ:「パパどこ行くの??」
パパ:「んーとー 最近 アンティークにハマってるから
アンティークショップに行く!!
古い家具とかさ 超カッコイイんだよ
わかる??」
ダイ:「全然わからん
ぼくまだ 4年生だし。
古いモノとか 全然 興味ないし!!」
さてさて到着!!
パパ ちょっと待ってよ
カランカラン♪
パパ:「こんにちは!!」
奥のほうから 長いヒゲの生えたおじいちゃんが
テクテク歩いてきました
ヒゲじい:『いらっしゃいませ ようこそ 夢の国へ 』
パパ&ダイ(心の声)
なに言ってんだ??
ディズニーランドじゃあるまいし
パパ:『最近アンティークにハマリ中で どんなモノがあるのか楽しみに来ました!!』
ヒゲじい:「ゆーくり見ていってくださいませ」
ダイ:『ねえ パパーーー あと何分ココにいるの??』
パパ:『せっかく来たんだ ゆっくり見ていこうじゃないか!!
面白いモノがあるかもしれない な!!ダイ!』
ダイ(心の声)
バスケ以外興味ないし 早く帰えりたい 帰りたい
ダイは仕方なく お店の中を探検
すると
ダイ:『パパこっち来て これなに?? なんかボールとか置けそうじゃない??』
パパ:『確かに 何か丸いものなら置けそうだね あ! スイカとか メロンとか置くものかな』
ヒゲじい:「ハハハハっ 確かにスイカやメロンも置けるな
だが それはじゃな ボールスタンドというもじゃよ」
ダイ&パパ:「ええええ!!! ボールを置くモノなんですか??」
ダイ:「まじか!!??パパ これ欲しい!!」
ぱぱ:「え??まじ? すいません ちなみになんですけど 値段書いてませんが これは おいくらですか??」
ヒゲじい:「○○○○でございます」
パパ:「まじですか。。なかなかの なかなかですね」
ダイの頭の中はというと
●どのボールココにおこうかな
●○○のサインのボールもいいな
●いやいや 普段練習っで使ってるボールにしようかな
●それともまだ使っていない 新しいボールにしようかな
ヒゲじい:「お父さん!! 価値あるのもには ○○と○○があります」
ダイ:「パパ!!!一生のお願いだから これ買って!!」
「イイ子にするからさ!!」「お手伝いもちゃんとする」
パパ:「お家に帰ってから考えてみような」
ダイ:「いやだ!!!いやだ!!! 無理無理無理無理 絶対無理!!今じゃなきゃヤダ!!!」
パパの心の声
ゆうても お値段。。。ダイには分からんと思うけど なかなかよ。
確かに ダイは 今年バスケ始めたばかりだけど
憧れの先輩のように上手くなりたくて
いつも学校行く前に朝練習して
学校から帰ってきても練習して
家でも
ゲームにも興味なく ずっとバスケの事ばかり考えてて
一生懸命頑張ってるのは分かるけど
パパ:「ダイさ 本当にコレ欲しいのか??
これ買ったらどうするの??」
ダイ:「一番大切なボールをコレに置くに決まってんじゃん!
きっとボールも喜ぶ!!」
パパの心の声
こやつ ボールの気持ちまで考えておる
恐るべしバスケ愛。。
ダイ:「パパ~いつもさ~家の中でボール転がってるじゃん
なんか可愛そうで きっとコレならボール喜ぶと思う
そして 上手くなれそうな気がする!!」
ダイ:「パパ!見て! 後ろに なんか書いてある!
なんて書いてるの??」
パパ:「バローブ? バルラブ?」
ヒゲじい:「それはだな 確か ボーラブ って言うらしいぞよ~」
パパ:「どういう意味ですか??」
ヒゲじい:「簡単に言うと ボールを愛してる人って意味らしい」
ダイ:「うぉおおおお 来たぁ!! ぼくの事じゃん!!
コレは運命に違いない!!
ひげじい:「きみは ボールは好きかね??」
ダイ:「はい!!寝るときも一緒だし 毎日バスケしてます!!
ボールは生活の一部です!!
いや 体の一部です!!」
ひげじい:「ハハハハハ まるで○○みたいだな」
パパ:「コレってもしかして 手作りですか??」
ひげじい:「そうだなぁ とても手のかかったモノだろう
噂によると
コロナ時代って聞いた事あるかね??」
パパ:「自分が生まれる前だったので 詳しくは分かりませんが」
ヒゲじい:「そのコロナのトキには 体育館が使えなくなってのう」
パパ:「え?? なんでですか??」
ヒゲじい:「コロナの感染者が増えて 緊急事態宣言っていうの出たのじゃ
飲食店なども 休業したり
人が集まるところは ほぼほぼ休館じゃ
人との接触を なるべく控えるようにみんな 頑張っていたのだ
室内スポーツの人は とても 大変じゃったらしく
大会も延期 中止になり 練習もできない日々が続いたそうだ
学生にとっては とてもきつい事だったろう
今では 想像も出来ないだろ??」
パパ「そうですね。。。」
ヒゲじい:「コレは その頃に 作られたモノじゃ」
パパ:「その人 相当ボールが好きだったんですね」
ヒゲじい:「いつか バスケが大好きな人が使ってくれることを楽しみに
思考錯誤しながら 作ったんだとよ
息子さんが ドリブルの練習をするように
その人は 木を ヤスリで何度も何度も磨いていたのだろう
この手触りは 機械では表現できないのじゃよ」
パパ:「さすが アンティーク!! ストーリーがあるのも最高ですね!!」
ヒゲじい:「きみの 将来の夢はなんだね??」
ダイ:「○○を○○〇ことです!!」
ヒゲじい:「ほほう!!それは 面白い!! 楽しみじゃのう」
パパ心の声
おいおい お前そんなこと考えてたのか
パパ:「 んーーーどうしよー」
ヒゲじい:「迷ったときは 楽でないほうを選ぶのじゃ
選択は 2つ
買うか 買わないか
さあ! どうするパパさん!!」
ダイ:「さあ! どうするパパ!!」ヒゲじいに便乗
パパの心の声
なぞにコンビ組よってるし
この2対1の状況はツラメちゃん
コレ買ったら パパの今月のお小遣い。。。来月も。。
ひげじいがダイの耳元で ささやく
ダイはうなずき 大きく胸を膨らませ
ダイ:「パパ!ボクは!! コレを買うんじゃなくて 夢を買うんだ!!
コレで夢が叶うなら いいでしょ!!??」
ヒゲじい:「価値あるもには ○○と○○を」
パパ 目を閉じる 1・2・3 !!
「よし決めた!! 買います!喜んで買います!買えばいいんでしょが!」
ヒゲじいは ニンマリと
「お買い上げ 誠に まーこーとーにありがとうございます!!」ペコリ
ダイ:「パパ カッコイイ 凄い イケテル ありがとう!!」
「絶対夢叶えるから!!」
ヒゲじいとダイは 仲良くハイタッチ
パパの心の声
コレがで夢が叶うなら いい買い物だったと思うだろうし
わが息子よ 夢に向かって突き進むのじゃ!!いったれい!!
パパも お仕事頑張りますわ!!
パパ:「 ダイ 最後に1つだけパパからお願いがあるんだけど
聞いてくれる??」
ダイ:「 うん!!何でも聞く!!言って!!」
パパ:「値段のことは ママにヒ・ミ・ツで」 切実に
ダイ:「うん!! ぼく ウ・ソはつかないから大丈夫!!」
おいおい それって。。。
ヒゲじい:「ご来店ありがとうごいざいました~またのお越しを 心よりお待ちしております」
パパとダイ
「ありがとうございました!!また来ますね!!」
カランカラン♪
雨も上がり 外には綺麗な虹が
つづく
ボールを愛する人へ
BALLOVE